健康経営ブログ 2021年9月号

【食中毒】

秋は運動会や遠足など、お弁当を作る機会が増えますね。
食中毒は湿度が高い夏に多く発生するイメージがあるかもしれませんが、秋も多いことをご存知でしょうか。
夏バテで体力消耗、免疫力が低下して体調を崩しがちな秋は、お弁当作りにも気をつける必要があります。

<お弁当作りで気をつけること>

【重要】おかずやごはんは冷ましてからつめる

~おかず~

☆おかずは直接手で触らず清潔な菜箸などでつめる

☆水分は細菌が好むので、汁気のあるおかずはペーパータオルで拭いてからカップにいれてつめる

☆ミニトマトのヘタは雑菌が多いので取って水洗い後キッチンペーパーで水分をしっかりとってからつめる

☆だし巻き卵(水分が出てくる)よりは普通のたまご焼きのほうがいい

☆おかずは全体的に味付けを濃い目に、しっかり火を通す

☆カレー粉、しょうが、梅干しなど抗菌効果がある食材を上手に利用する

~ごはん・おにぎり~

日本の食中毒の原因の4割は、手からおにぎりに付着してしまった「黄色ブドウ球菌」です。
これを避けるために、おにぎりは直接素手で握らず、ラップで握る、または、使い捨て手袋をはめて握るようにしましょう。

炊き立ての熱いご飯は、菌の繫殖を防ぐためにうちわであおぎながら、ボウルに入れてかき混ぜて冷ましてから握りましょう。

のりは、おにぎりが温かい状態で巻くと、のりとご飯の接触面が蒸れて細菌が増殖しやすいので、のりは別にして用意して、食べる直前に巻くのが安全です。

食材の間を仕切ることも大事です。ひとつの食材がもし傷んだとき、となりの食材が密着していると、細菌がうつります。
アルミカップ、シリコンミニカップ、バランなどがおすすめです。
お弁当箱の中に入れる抗菌シートも効果的です。



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