2011年3.11から15年ーリスクコンサルからの視点

東日本大震災から15年 忘れてはならない出来事。

震災から時間が経つほど、記憶は薄れ、危機感は弱まります。
しかし、南海トラフ地震や首都直下地震の発生確率は依然として高く、
企業は「いつか来る災害」ではなく、**“必ず来る災害”**として備える必要があります。


リスクマネジメントとは、恐れることではなく、
**「生き残るための選択肢を増やすこと」**です
3.11の教訓を風化させず、次の世代の企業活動を守るために、
今こそBCPとリスクマネジメントの再点検が求められています。

企業が見直すべき【備えの質】
震災から年月が経つほど、BCPは「作っただけ」で棚に眠りがちです。
しかし、災害は待ってくれません。
リスクコンサルタントとして、今こそ見直すべきポイントを整理します。

① 初動対応のリアリティ
安否確認・情報収集・意思決定の流れは、実際に動かしてみないと機能しない。

 ② 代替手段の実効性
代替オフィス、代替IT、代替サプライヤーは「契約して終わり」ではなく、
**“本当に使えるか”**を検証する必要があります。

 ③ 広域災害を前提にした体制
複数拠点が同時に被災する前提で、支援体制やローテーションを設計する。

④ 従業員と家族の生活支援
水・食料・燃料不足は1か月続く可能性がある。
生活が維持できなければ、企業活動も維持できません。

 ⑤ メンタルヘルスケア
長期災害対応では、心身の疲労が最も大きなリスクになる。

最後に被害にあわれた方々のご冥福をお祈りいたします。

                         コンサルティング部



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