
BCPと保険は「両輪」——守れない部分を、どう埋めるか
BCP(事業継続計画)は、地震や水害、感染症といった不測の事態が起きても事業を止めない、あるいは早期に再開するための「仕組み」です。
避難ルートの確認、優先業務の選定、代替拠点の検討——これらはすべて「被害を未然に防ぐ・小さくする」ための備えです。
しかし、どれだけ備えても防ぎきれないものがあります。
それが休業期間中の利益損失や、設備の修復費用といった「財務的な損失」です。ここを埋めるのが保険の役割です。
BCPが「事業を止めない・早く戻す」仕組みだとすれば、保険は「止まった間の資金繰りを支える」仕組み。
両者は対立するものではなく、片方が届かない領域をもう片方が補う、いわば両輪の関係にあります。
防災の日をきっかけに、自社のBCPが「守りきれない部分」はどこか、一度棚卸ししてみてはいかがでしょうか。